診療科目

フェレット

  • フェレットの内視鏡

    若齢のフェレットでは異物などの誤食が多く。中高齢のフェレットでは消化器疾患(腫瘍や自己免疫性疾患)が多く認められます。

    ふく動物病院では動物用内視鏡(OLYMPUS社製 挿入部外径5.5mm)内径が5.5mmと細い為、小型犬やフェレットなどにも無理なく検査が実施可能です。
    内径5.5mmの内視鏡であれば従来であれば胃切開しか治療の選択肢がなかった症例に対しても低侵襲で治療や検査を行うことができます。


    「豚のしっぽのおもちゃ?」
    フェレット内視鏡異物1.png


    「ゴム製マットを噛む砕いて誤食」
    フェレット内視鏡異物2.png
    フェレットの内視鏡は犬、猫に比べると、
    1.症例が小型である点
    2.細い内視鏡が必要である点
    3.内視鏡の可動範囲に制限がある点
    以上の点で、難易度が高いと考えられます。


    また胃の出口(幽門部)に小さな異物が詰まってしまい、慢性的な食欲不振や嘔吐が認められる症例も認められます。
    慢性的に食欲不振や下痢などの消化器症状が認められる比較的若齢のフェレットの消化器疾患の鑑別の一つに内視鏡検査は非常に有効であると考えられます。


    「フェレットの内視鏡検査(正常像)」
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    「食道内」

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    「噴門(胃の入り口)」

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    「胃内①」

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    「胃内②」

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    「幽門(胃の出口)」

    内視鏡で幽門までしっかり確認することで、見落としなく評価することが重要です。
    異常が認められた場合には生検鉗子により組織生検を行うことも可能です。
    また異物や毛玉が認められた場合には異物鉗子などで取り除くことも可能です。

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