●インスリノーマとはどんな病気なの?治るの?
インスリンという血糖値を下げるためのホルモンが体内で過剰に産生されて低血糖となり、その結果様々な症状を示す病気です。
原因は膵臓のβ細胞の過形成や腫瘍化とされ、増殖した細胞からインスリンが過剰産生されます。
人ではインスリノーマはほとんどが良性の腫瘍ですが、犬やフェレットではほとんどが悪性の腫瘍とされます。
4才くらいからの発症が多く、2才程の若齢での発生の報告もあります。
進行性の病気で、生涯にわたり投薬が必要で徐々にコントロールも難しくなる病気です。