ふく動物病院

診療科目

海外渡航書類の作成(犬、猫と一緒に海外渡航する)

犬や猫との海外渡航の書類に関する手続きのお手伝いを行っております。


Q.海外に犬(猫)を連れて旅行する場合の手続きを教えてください。

A.短期間の旅行であっても、海外に犬(猫)を連れていくときは輸出検疫を、日本に帰国するときは輸入検疫を受けなければなりません。一般的には狂犬病の予防接種と混合ワクチン接種などの予防の証明書作成が必要となります。(行き先の国により異なります)

Q.以前、犬(猫)と海外渡航をしている場合の手続きについて教えてください。

A.狂犬病の抗体価検査の結果は採血日から2年間有効です。抗体価検査の有効期間内に帰国する場合、この輸出検疫証明書のほかに、輸出国政府機関発行の健康証明書を取得し、記載内容に問題がなければ、帰国時の係留期間が12時間以内となります。
海外渡航・犬・猫.png
「農林水産省 動物検疫所(最終更新 2018年3月)より引用」

日本到着までの間に狂犬病予防注射の有効免疫期間が切れてしまう場合は(国内の狂犬病ワクチンの有効期間は1年です)有効免疫期間内に追加の狂犬病予防注射を行い、輸出国政府機関発行の証明書に記載してもらう必要があります。

Q.狂犬病の接種は何回行うのでしょうか?

A.マイクロチップ接種後(同日可)に2回の狂犬病接種が必要となります。初回の狂犬病接種から30日以上間隔をあけての接種が必要です。その後1〜2週間後に採血を行い狂犬病の抗体価検査を行います。

ふく動物病院用(日本語版).pdf
ふく動物病院用(英語版).pdf

尚、検疫に関する詳しい情報は各国の検疫所に飼い主様ご自身でご確認ください。
※当院の受診の患者様以外のお問い合わせはご遠慮ください。

動物検疫所HP http://www.maff.go.jp/aqs/

2022/08/01